2012年09月23日

反日デモで思うこと

先週から続いていた中国全土にわたる反日デモも、やっと沈静化してきました。
中国政府もデモ禁止に舵を切ったこともありますが、多少時間が経過したことやあまりにもひどい暴動の内容がネットを通して伝わったことも一つの理由だと思います。

しかしながら、中国に在住している日本人として今回のデモ、暴動はある意味日本政府のダメダメさが浮き彫りになったと思っています。

そもそも島の問題は突き詰めれば誰のものでもないはずで、どこかの時点でどちらかが力関係で自分のものだと宣言したことを主張しているわけなので、明確に答えが出せる類のものではないはずです。

にもかかわらず、国有化を実施する無能さ、無神経さにあきれます。

もしも仮に国有化をするとしてもタイミングがあります。

既に8月末にデモが発生し始めており、さらに国有化のほんの数日前に野田総理は胡錦濤国家主席と立ち話しながら面談しているわけで、その直後に国有化をされたら誰が考えても、胡錦濤さんのメンツはたちません。さらにその数日後には柳条湖事件が発生した9月18日であり中国民にとって国辱の日とされている日です。

これらをわかった上で、このタイミング国有化って、、、誰が考えてもあり得ないと思います。

歴史を知らないか、無神経かわかりませんが、これによって中国に進出している日系企業が経済的に被った損失ははかり知れません。経済的な損失だけでなく中国に在住している邦人もそれなりの恐怖にさらされたわけです。特に、小さい子がいらっしゃるご家族にとっては子供たちの影響に対する心配は計り知れないと思います。日本では当たり前の安全な生活が脅かされるということを日本の政治家にも少しは理解してもらいたいものです。
実際に暴動が起きた後の台頭ものろすぎて何一つ有効だと思えるものはありませんでした。

とまあ、日本政府を悪者にしてきましたが、個人的にもっとも罪が重いのは石原都知事だと思っています。

彼は外交を全くわかっていない。

喧嘩かなにかと勘違いしているのではないでしょうか。

これまでの歴史を持った両国にとって、特に日本にとっては今回のような明確な答えのない問題については必要以上に神経質にそして必要以上にフェアに物事を進める必要があるはずです。

両国がそのような意識を持ってとり組まなければ泥沼化してしまいます。

このような問題に対して、東京都知事がなんで島を買うというような、無秩序な行動をするのでしょうか。
仮に一個人、一政治家としてそのように思っても、マスコミを使って宣伝し、実際に都が購入するかのような行動を起こすことはあってはならないのではないでしょうか。

今でも強気の発言を繰り返していますが、この石原知事の行動が結果として政府お逃げ道をなくし、このタイミングでの国有化という愚策になってしまったわけです。

政府にも問題ありますが、今回の経済損失、在中邦人の生活不安、さらにはデモ、暴動で負傷しあ方々に対するすべての責任は石原都知事にあると思っています。

子供の喧嘩のようにしか考えられない人間が、日本の首都東京の知事をしていること自体本来あってはならないことだとさえ思います。

今回の中国のデモ、暴動について、日本のテレビでは良く中国の暴動参加者に対して民度が低いとか言っていますが、石原知事のように立場もあって、権力もある人間があのような態度、発言をすることの方がよっぽどレベルが低いと思います。

今回起きてしまったことについて、改めて原因を明確にし、同じことを繰り返さないようにするという当たり前のことを是非考えて欲しいものです。
posted by haruharu at 15:19| 神奈川 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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